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治療就労両立支援センター所長の挨拶
所長 森田 明夫
東京労災病院の治療就労両立支援センターは国と労働者健康安全機構とが共同で進める病気やケガ・障害、心身の不調をきたした就労者が、治療を受けながらも働き手として働くことを支援することにより、自己の自信と生活を安定することができることを目指した事業を実施するために設立された機関です。2001年にまず勤労者予防医療センターとして設置され、その後2014年に改変されて治療就労両立支援センターとして活動を開始しています。10年の活動を通して多くの勤労者の疾病と就労の両立の支援を患者さん本人、企業、また企業の産業医と共にしてまいりました。特に近年はけがや外傷などの整形外科的な障害に加えて、ガンや脳卒中、メンタルヘルス等の関連の疾病に悩まれる患者さんも多く、当センターの支援で復職し得た方も多くいらっしゃいます。
大田区在住の皆様や、その他東京、神奈川の患者さん、また他の医療機関や企業からのご相談もお受けしておりますので、お困りの患者さんがいらっしゃいましたら当センターへぜひご相談ください。当院かかりつけでない一般向けの相談窓口(こちら)も開設しています。
また当センターは勤労者の予防医療にも力を入れており、健康診断やドックの重要性を提唱する側、コンビニ食の中で健康に良いものなどをピックアップして書籍を出版したり、健康増進に効果的な運動や食事献立の推奨などもしております。ぜひ参考にされてください。
健康診断やドックに関しては、個人や企業のご要望に応じた内容の組み合わせも可能ですので、ご相談ください。